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スタバに行った際、タンブラーに入れて飲み物を飲んでいる方を見たことはありませんか?
実は、タンブラーを持参することでいくつかメリットがあるのです。
今回は、タンブラーの種類とスタバでタンブラーを使用するメリットについて解説します。
タンブラーとは?
「タンブラーとはなんぞや」と思う方の為にまず、タンブラーについて説明します。
タンブラーとは、筒状の口が広い容器のことを言います。基本的にプラスチック又はステンレス製であり、保冷・保温機能があるものが多く、いつでも美味しく手軽に持ち運ぶことができるアイテムです。
主に、カフェやオフィスで使用されています。
水筒との違い
「水筒と何が違うの?」と思われた方もいらっしゃると思います。
簡潔に説明しますと、密閉性が違うのです。
タンブラーには、一応蓋が付いていますが、主に室内で利用することを想定して作られている為、傾けた際に溢れる可能性があるのです。
持ち運びをを考えられている方は、水筒(※スタバではボトルタイプ)を買いましょう。
タンブラー | ボトル | |
用途 | 室内 | 外出中 |
密閉性 | 低い | 高い |
保温性 | あり | 高い |
値段 | 様々 | 様々 |
容量 | Tall(350ml)・Grande(470ml) サイズが多い | Tall(350ml)サイズが多い |
素材 | プラスチック・ステンレス | プラスチック・ステンレス |
スタバのタンブラーの種類
スタバが販売しているタンブラーにはいくつか種類があります。それぞれの素材や構造等、特徴を解説しますので、是非参考にして下さい。
プラスチックタンブラー
プラスチック製で2重構造になっています。後述するステンレス製のタンブラーと比較して劣りはしますが保温性・保冷性はあります。
多くのデザインが販売されており、自分の好みに合ったものを探しやすいと思います。
ステンレスタンブラー
ステンレス製で真空2重構造となっている為、保温性及び保冷性は非常に高いです。その反面、プラスチック製に比べると重量があります。
プラスチックのタンブラーと比較して、デザインのバリエーションは少ないものの、シンプルでスタイリッシュなデザインのタンブラーが多く、根強い支持層がいます。
プラスチックボトル
ぱっと見た感じ、プラスチックタンブラーと似ていますが、密閉することができます。
「こぼれず軽いものが欲しい」という方には、こちらが最適です。
海外で買ったということもあるのですが・・・
ステンレスボトル
スタバが販売するタンブラー・ボトルの中で最も保温性が高いのがステンレスボトルです。
・安全に持ち運びたいという方
はこちらがおすすめです。
個人的にはプラスチックボトルを買うのであれば、こちらをかっておけば良かったと後悔しています・・・
ワンタッチで蓋を開閉するタイプや回してロックするタイプ等、様々な種類があります。ワンタッチで蓋を開閉するタイプはロックリングが付いており、誤操作を防ぐことができます。
サニーボトル
世間一般的には、ウォーターボトルと呼ばれることが多いかと思います。
プラスチック製であり、冷たい飲み物専用のボトルになっています。(※「ダブルウォールステンレスボトル」と呼ばれるタイプは、ホットドリンクも入れることができます。)
リユーザブルカップ
一見するとスタバの通常の紙コップそっくりですが、プラスチック性であり、洗えば壊れるまで何度でも使用することができます。
保温性及び保冷性の効果はあまりなく、持ち運びにも適していませんが、その軽さからオフィスからスタバの距離が近い方や、家庭でスタバの雰囲気を味わいたい方々等には適しています。
実は、この容器はスタバの店舗で販売されておらず、イオンなどのスーパーで販売されています。
スタバのタンブラー・ボトルの平均価格
スタバのタンブラー・ボトルの価格は素材ごとに違うのです。
プラスチックタイプのタンブラー・ボトルの平均価格
プラスチックタイプの平均価格はおおよそ1,500円〜2,500円になります。
ステンレスタイプのタンブラー・ボトルの平均価格
ステンレスタイプの平均化価格はおおよそ2,500円〜4,500円になります。
スタバのタンブラー・ボトルのサイズ
名称 | 容量 |
Short(ショート) | 240ml |
Tall(トール) | 350ml |
Grande(グランデ) | 470ml |
Venti(ベンティ) | 590ml |
日本では、Tall(トール)とGrande(グランデ)サイズのタンブラー・ボトルしか販売されていません。
スタバのタンブラー・ボトルを利用するメリット
スタバのタンブラー・ボトルを利用するメリットは「かっこいい」、「お洒落」といったものだけではありません。以下で紹介します。
料金が割引される
タンブラー・ボトルを持ち込んで、飲み物を注文すると通常価格から22円割引されます。
ちなみに全ての飲み物が対象であり、スタバのタンブラー・ボトル以外でも割引されます。
1杯ドリンク無料券が発行される
1,000円を上限としてドリンク1杯と交換することができます。1,000円を超えた場合は超えた分の差額を支払う必要があります。
※ただし、利用期限が購入後、1ヶ月となっていますので、要注意です。また、 アマゾンやヤフーショッピング等のネットショッピングから購入した場合はドリンクチケットはつきません。
環境保全
メリットではないという方もいるかもしれません。しかし、近年は、どこの企業でも環境問題に取り組んでおり、一般社会にも当たり前になってきています。例えば、スタバでは環境への取り組みとしてプラスチックのストローから紙のストローへと変更たり、また冷たい飲み物に蓋をつけないことが推奨されたりします。
スタバでタンブラー・ボトルを使用するときの注意点
事前に自宅で洗っておく
コロナウイルスが発生してから、スタバではタンブラー・ボトルの中を洗ってくれるサービスがなくなりました。その為、中を洗っていないタンブラー・ボトルを持ち込んでも利用することはできないので注意しましょう。
注文時にタンブラーを渡す
タンブラーは注文時に渡して下さい。
蓋を外して渡す
タンブラー・ボトルを店員さんに渡す時は蓋を外して渡すようにしましょう。
スタバ製以外のタンブラー・ボトルを使用する時は、容量を伝える
前述でも述べましたが、スタバ以外のタンブラーを持ち込んでも割引が適用されます。しかし、スタバ製以外のタンブラーの場合、店員さんが判別することができない場合がありますので、自分のタンブラーの容量は把握して一言伝えてあげることが良いです。
筆者が実際に使ってみた感想
私は、2015年に初めてスタバのタンブラーを購入して、今日まで使っています。
実際に使ってみて良いなと感じたところ、ここは嫌だなと思ったところを書いていきたいと思います。
私が持っているタンブラー
右が2015年にフィリピンのセブ島で購入したプラスチックボトル
左が2021年に東京で購入したステンレスタンブラー
プラスチックボトルを使用してみた感想
容量としてはトールサイズまで入ります。
良かった点
- デザインがお洒落
- 長持ちしている
海外で買ったということもあると思いますが、スタバの店員さんやスタバマニアの友達から「かわいいタンブラー使ってますね」や「めずらしいタンブラー使ってるね」と言われたことがあります。
また、今日まで壊れることなく使用しています。蓋の強度も全く衰えた様子はありません。
悪かった点
- トールサイズまでしか入らない
- 密閉性に難あり
- 洗いにくい
買った時は、トールサイズで十分かと思って居ましたが、スタバヘビーユーザーになった現在では、グランデサイズまで容量が欲しいと思うようになりました。
プラスチックボトルである為、完全密閉ではないことは理解していましたが、思いのほか密閉性が悪いです。
バッグやリュックの中で暴発したことはありませんが、少し漏れていたことがあります。
私が一番、スタバのタンブラーにストレスを感じる点は、容器と蓋が洗いにくい点です。
上記の画像をご覧頂ければ分かりやすいかと思うのですが、容器上部の窪み部分に汚れが溜まりやすく、綺麗にするのがめんどくさいです。蓋部分も同様です。
ステンレスタンブラーを使用してみた感想
私の持っているステンレスタンブラーは、グランデサイズまで入ります。
良かった点
- グランデサイズまで入る
- 保温・保冷性が高い
- 飲みやすい
私は、スタバヘビーユーザーになってスタバで長時間作業することが増えました。その為、グランデサイズを注文することが多くなり、購入しました。
ステンレスタンブラーを購入するまでは、プラスチックボトル一筋だったので、気づかなかったのですが、保温性と保冷性が高いことに感動しました。
私が持っているプラスチックボトルは、飲み口を上に上げて飲むタイプなのですが、これが非常にかたく、毎回開け閉めにストレスを感じていました。それに対して、ステンレスタンブラーは、飲み口をスライドさせるだけなので、飲みやすいです。
悪かった点
- 持ち運びは絶対にNG
- 洗いにくい
タンブラーなので当然なのですが、持ち運びには適していません。リュックのサイドポケットに入れて少量しか入れてない状態で持ち運んだのですが、それでもダメでした。
プラスチックボトル同様、洗いにくいです。
画像のゴムパッキン部分に汚れが溜まりやすく、洗うのがめんどくさいです。
さらに、飲み口部分にも汚れが溜まりやすく、どう掃除したら良いか分かりません。(間違いなく、飲み口のプラスチック部分を外さないといけないと思うのですが、取り外し方が分かりません。)