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プロスケートボーダーであり、ミュージシャンでもあるアメリカのアーティストを紹介します。
66年、アメリカ・サンフランシスコ出身。ステイシー・ペラルタ擁するスケートボードチーム「ボーンズブリゲード」に最年少メンバーとして参加。80年代の西海岸スケートシーンを牽引する。90年代前半、旧友らとともに「デラックス」と「リアル・スケートボード」を設立。スケートボード業界で最大規模の会社にまで成長する。ミュージシャンとしては97年に1stアルバム「Loose Grooves & Bastard Blues」をリリース。シンプルな打ち込みにギター/ベースを乗せたインストゥルメンタル作品で、ファンク/ソウル/ジャズ/ロックを柔軟にクロスオーバーさせた自由な作風でミュージシャンとしての地位を確立。
https://shop.fender.com/ja-JP/interview/why_we_play_vol11
音楽面の経歴
9歳頃にスケートボードを、13歳から音楽を始めました。ただ、幼い頃にベースをよく弾いていたそうです。お兄さんがギターリストであり、一緒にパンクバンドを組んで活動していましたが、プロスケーターになったことによって音楽から離れました。
ラッパー達の友人が多く、ビートのサンプリングをしていたところ声の代わりにギター音を乗せ始めたのがきかっけで第2の音楽活動が始まりました。
音楽性
本人は「異なる音楽をクラッシュさせて全く違う音楽を作るのが好きなんだ」と語っています。サンプラーを1990年代初頭から導入していて、音楽活動を続けた結果、彼の音楽性が確立されていきました。また、エフェクター等の機材も多く取り入れています。
また、作曲の際はスタジオに入って自由気ままにセッションする中から行われます。決してパソコンで作り込んで完成させる手法は行いません。
また、彼の作品はインストゥルメンタル(歌のない曲)となっています。
おすすめの曲
彼の最大の持ち味は、この自然的表現力だと思います。こんなにも自分の世界を持っているギターリストは、日本人には存在しません。
サーフ感を音楽でここまで表現できるとは思いませんでした。最初聴いた時に、本当に驚きました。
タイトルの通りです。聴き続けると時間の感覚が無くなりそうです。
筆者の感想
彼は親日家であり、多く来日しています。また、日本のテレビやCMにも楽曲提供を行なっています。ナチュラルな音楽が好きな人、サーフロックが好きな人には特におすすめです。コロナ収束後、機会があれば是非ライブに足を運んで見て下さい。