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なぜか学生時代に聴いておらず、社会人になってその存在を知って聴き始めました。YouTubeであなたへのおすすめにも出てきていたはずなのにスルーしていました。
若手のアーティストではないですが、現在も精力的にライブ活動を行なっているライブバンドthe band apart(通称バンアパ)を紹介したいと思います。
the band apartとは
1998年に現在のメンバー形態となり、バンド活動を本格的に開始しました。
バンド名は、クエンティン・タランティーノの映画プロダクション「A Band Apart」からとっています。
荒井 岳史・・・ボーカル&ギター ライブではストラトキャスターをメインに使用しています。最近は黒いボロボロのストラトを使用されていますが、ストラトが出せる最高の音色だと思います。複雑なギターフレーズを弾きながら歌われます。元ラガーマンです。
川崎 亘一・・・ギター 使用ギターはモズライトでトレードマークになっているとも言えます。スイープを多用しつつ激しいヘッドバンキングしている個性溢れるギターリストです。高度なギターテクニックを多用されますが最近は精度が悪いとの声があります。
原 昌和・・・ベース 最近は、ボロボロのジャズベースを使用しています。ピック弾きでしかプレイされません。しかしながら、指弾きに負けない表現力、高度なフィンガリング、非常に高い演奏技術を兼ね備えています。すね毛が無く異様に足が綺麗です。
木暮 栄一・・・ドラム もともとは、ラッパーになりたかったそうです。その事もあったせいか、多彩なリズムの引き出しがウリです。ドラムプレイは、体全体で叩くタイプでは無く最小限の動きでこわざを利かすタイプと言えます。
おすすめの曲
セカンドシングルに収録された楽曲でシングルタイトルにもなっています。バンアパの中で1番の代表曲かと思います。2002年に発表されたとは思えないお洒落さです。PVと音作りはチープな感じになっていますが、現在のライブで聴くと10倍も20倍も良い仕上がりになっています。ちなみに曲名は、マラソン選手のエリック・ワイナイナ選手からです。
私はこの曲でバンアパを知りました。PVに本人達は一切出演せず、歌詞も全て英語なので洋楽かと勘違いする人もいると思います。私はこの曲の構成が好きです。2:06秒からのところです。サビに入るんだろうなと思いきや意表をつかれます。
このボサノバ感が好きです。歌無しでインストでも十分満足できる曲だと思います。
おすすめのCD
私がおすすめするCDは、ファーストアルバム「K. AND HIS BIKE」です。
ファンク、ボサノバ、ロック様々な音楽を吸収してしっかりとアウトプットされています。もうすでに彼らの音楽はほぼ完成されていて、ファーストアルバムと言えどそのセンス、クオリティは現在のバンアパに引けを取らないと言えます。
筆者の感想
アラフォーでこんなにパワフルな活動ができる日本のバンドはそう多くないと思います。活動休止やメンバーチェンジがない点も注目すべき点です。
彼らのお洒落さは唯一無二であり、最初聞いた時、その聴いている最中に好きになりました。
「こんなバンド日本にいたのか、どの日本のバンドとも似ていない」そう思ったのは忘れません。なぜなら、今も日本のどのアーティストとも被らない音楽だからです。
私も深く知識はないのでこれからさらに聴いていこうと思います。是非、皆さんも聴いてみてください。