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THE BLUE HEARTS
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目次

日本の有名なパンクバンドランキングを作ったら必ずランクインするであろうバンドを今回は紹介したいと思います。

1990年代以降の日本は、「Hi-STANDARD」の影響を受けてパンク=メロコアな風潮になっていったと感じています。それに対して当バンドは、正統派なパンクだと思います。

バンド概要&メンバー紹介

1980年代にバイト先でドラムの梶原氏以外の3人が知り合いました。それぞれバンドを組んで活動していましたが、本気で音楽活動を行っていきたい思いから、ボーカルの甲本氏とギターの真島氏の2人が中心となって結成しました。

1985年に初ライブを行い、ベースは河口氏、ドラムは梶原氏でメンバーが固定して、渋谷のライブハウスを中心に活動していきまいした。

1987年シングル「人にやさしく」を自主制作で発表、同年「リンダリンダ」でメジャーデビューしました。若者を中心にヒットして、1988年に発表したサードアルバム「TRAIN-TRAIN」が50万枚を超えるヒットとなり、ドラマの主題歌にも起用されました。

1995年にラストアルバム「PAN」を発表して解散しました。

甲本 ヒロト・・・ボーカル 1963年3月17日生まれ、岡山県岡山市出身です。法政大学経済学部を中退しています。中学生時代、セックス・ピストルズに衝撃を受け、「中学を卒業したら高校へは行かずに、上京してロックンローラーになりたい」と親に言うも、反対されましたが強行しました。忌野清志郎氏系の独特な声質とライブでの独特な動きが特徴です。

真島 昌利・・・ギター 1962年2月20日生まれ、東京都小平市出身です。バンダナが特徴で愛称は「マーシー」ブルーハーツではあまり見受けられなかったが、ギターのテクニックは高く、音楽に対しても非常に造詣が深いそうです。

河口 純之助・・・ベース 1961年4月26日生まれ、東京都世田谷区出身です。元々は「THE BLUE HEARTS」のマネージャーをやる予定でしたが、当初のベーシストが脱退して代役でベースを担当しました。その後正式にバンドに加入しました。幸福の科学の信者であり、ファンへの宗教勧誘が解散の原因だとも言われています。

梶原 徹也・・・ドラム 1963年9月26日生まれ、福岡県福岡市出身です。高校2年生の時、不登校になり家でロックばかり聴いていましたが、パンクロックを聴いて「自分も何かをやらなければ」と思い立ちドラムを始めたそうです。元々はバンドのリスナーでしたが、前ドラマーが脱退し、オーディションを合格して加入しました。合格理由は、カウントの「1,2,3,4」の声が大きかったからだそうです。

音楽性

コード進行が単純であり、ライブでノリやすいです。それゆえ、高校生などのバンド初心者もコピーされることが多いですが、楽曲の構成に癖があったり、バンド後期の曲では演奏技術の向上であったり、注意が必要な面もあります。

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おすすめの曲

人にやさしく

インディーズの時に発表したバンド初期の曲です。この曲を聴けば「THE BLUE HEARTS」は活動初期から音楽性が確立されていたことが分かります。

リンダリンダ

おそらく彼らの曲で1番認知度が高い曲だと思います。間奏で入る短いギターソロは秀逸です。また、彼らのライブパフォーマンスが最高であることが分かると思います。

情熱の薔薇

バンドに一番勢いがあった時期の楽曲です。多くのCM曲に使用されています。また、和田アキ子やかりゆし58等他のアーティストにもカバーされています。

おすすめのCD

私がおすすめするCDは、ベストアルバム「MEET THE BLUE HEARTS」です。

主要曲が多く収録されているアルバムなので選びました。最初のベストアルバムであり、活動期間中に発表された唯一のベストアルバムです。元々はアメリカで発売されたアルバムです。

筆者の感想

このバンドは唯一無二であり、未だ圧倒的な人気を誇っています。冒頭でも述べましたが、現在の日本のパンクバンドは、「WANIMA」や「04 Limited Sazabys」といったメロコアが中心となっています。是非ともこれらのバンドが好きな若い世代は「THE BLUE HEARTS」も聴いて頂きたいと思います。

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